失敗談で学ぶ、携帯乗り換えでキャッシュバック利用時の5つの注意点【初心者向け】

めまる

先日、ソフトバンクからauに乗り換え、いわゆるMNPをした機械オンチのめまるです。

MNPは、例えばソフトバンクからau、auからドコモなど、携帯電話の提供会社を、電話番号は変えずに乗り換えることです。

家電量販店で手続きしたソフトバンクからauへの乗り換えに関して、「あ、やっぱり今乗り換えるんじゃなかったかも」と若干後悔したところがあります。

それは、携帯の乗り換え時にかかる費用です。

私は乗り換えの手続きを始めるまで、ソフトバンク解約時にかかるのは、2年縛りの解約金、約10,000円だけだと思っていましたが、他にもお金がかかるのです。

そんな私の失敗談をもとに、携帯の機種変更でキャッシュバックを利用する際の注意点をあげました。

何度も機種変更をされている方や、こういった携帯電話の料金体系に詳しい方は当たり前のことかもしれませんが、

機種変更の経験があまりないという方や、携帯電話の料金体系などについて詳しく知らない!という方の参考にはなると思います。

携帯会社を乗り換え(MNP)するときの2年縛りの解約金って?

まず、多くの方がご存知なのではないかと思う携帯電話の「2年縛り」に関してです。

大手キャリア(ソフトバンク、au、ドコモ)では、2年間は契約する代わりに毎月の料金を安くするというプランを組んでいて、多くの方がこのプランで加入しています。

この2年契約で契約すると、契約して2年以内に解約(他社に乗り換え)したら解約金が約10,000円かかります。

これがいわゆる2年縛り。

また、契約して2年を経過したらいつでも解約していいわけではなく、更新月(2年後の翌月、25ヶ月目)に解約手続きをしないと、2年契約はさらに更新されます。

はじめに契約して2年経った後、解約(他社へ乗り換え)の手続きをせずに、さらに2年経つ前に解約すると、これに関しても10,000円ほどの解約金がかかります。

解約金がかからない「更新月」に関しては、契約した日や携帯会社によって若干変わってくるため、自分が契約している携帯会社に問い合わせたりサポートサイトで確認しましょう。

2年縛りの解約金だけじゃない!携帯乗り換えするときの費用

私はソフトバンクからauへ乗り換えるのに、必要なのはおよそ10,000円の解約金だけだと思っていたんです。

忘れていたんです、

機種代のことを!!!!

 

機種代は、その名の通り、携帯電話本体を購入する代金です。

私は今までiPhone6Sを使っていたので、そのiPhone6S本体のお金ですね。

ソフトバンクに契約している間は、機種代分を毎月の料金から割り引くから、実質機種代が0円になるというプランに加入していました。

MEMO
この機種代金を毎月割り引く割引のことを、ドコモは「月々サポート」、auは「毎月割」・ソフトバンクは「月月割」と呼ぶみたいです。

しかしソフトバンクを解約することになるため、毎月の割引がなくなる。

つまり、機種代金の実質0円が0円じゃなくなる。

そのためiPhoneの本体代金の残りのお金を支払わなければならないのです。

その金額が、約25,000円。

更新月でないときに解約するので、機種代の25,000円に加えて解約金が約10,000円かかります。

合計35,000円!

さらに、auに乗り換えするのでauでの契約事務手数料が3,000円かかります。

これはソフトバンクに乗り換えする際もドコモに乗り換えする際も同じ3,000円がかかります。

35,000円+3,000円 で、ソフトバンクからauに乗り換えするのに38,000円もかかることになります。

一応auからのキャッシュバックはあるし、毎月の料金も安くなる

ソフトバンクを解約するにあたって必要なお金は、解約金と機種代で合わせて35,000円。

さらにauの契約事務手数料が3,000円。

ですが、他社から乗り換える方の特典として、auからのキャッシュバックが10,000円あります。

そのため残りの負担は38,000円から10,000円を引いて 28,000円になります。

さらにauに乗り換えすると毎月の携帯料金がこれまでより約2,500円安くなるので毎月の負担は軽くなります。

毎月約2,500円携帯電話の料金が安くなるので、1年間で約30,000円分負担が軽くなる計算になります。

こうやって1年間の総費用で考えると、2,000円プラスになる計算ですね。

だが一時的にかかるお金の負担は大きい

1年間で考えると若干プラスにはなるものの、私の場合、夫も全く同じ手続きでソフトバンクからauへの乗り換えをしたので、

38,000円×2=76,000円 を携帯電話の料金に加えて一時的に支払わなければなりません。

いくら毎月の負担が軽くなるとはいえ、一時的に出費が多くなるのは辛いものがあります。

私の場合、これまで自宅で利用していたソフトバンクエアーのWiFiのつながりが悪く、auのホームWiFiに乗り換えするのと同時に携帯もauに乗り換えしました。

auのホームWiFiに乗り換えするためにソフトバンクエアーを解約するのに、解約違約金とソフトバンクエアーの本体代金で40,000円かかります。

(このうち20,000円はキャッシュバックがあります)

関連:ソフトバンクエアー(SoftbankAir)解約時の注意点!違約金以外に必要なお金とは?

携帯の乗り換えで必要な76,000円と合わせると、116,000円も銀行口座から引かれることになるのです。

乗り換え前に、解約時にかかる金額は確認しよう

携帯を乗り換えする際に、

キャッシュバックがあるので実質負担はありません

といったうたい文句で勧誘されることがあると思います。

ただ、「キャッシュバックがある」は解約金だけで、本体代金のキャッシュバックはないかもしれません。

また、解約金に加えて本体代金分のキャッシュバックがあったとしても、全額が返ってくるわけではないかもしれません。

(例えば解約金+本体代で解約時に4万円必要でも、キャッシュバックで返ってくるのは2万円だけなど)

そのため「キャッシュバックがあります」のうたい文句に乗る前に、今現在契約している携帯会社に解約したときにかかるお金について確認する、そして、

  • その解約金と照らし合わせて、乗り換えた方が得かどうか
  • 解約時に必要なお金が口座から引き落とされることになるが、大丈夫か

を確認することをおすすめします。

まとめ:携帯を乗り換え(MNP)するときの注意点

私の失敗談から分かる、携帯乗り換えでキャッシュバックを利用する際の注意点は、以下の5項目にまとめられます。

  • 多くの場合、2年が経つ更新月以外で解約すると、解約金として約10,000円がかかる
  • 機種代金を毎月の利用料金から割り引くため、実質機種代が0円になるというプランに加入していた場合、解約金に機種代金の残額が加算される
  • キャッシュバックがあるのは2年縛りの解約金分だけかもしれない(残りの機種代金分はキャッシュバックがない)
  • キャッシュバックだけで解約金+機種代残額をまかないきれない恐れがある
  • 乗り換えしたことで、一時的に大きなお金の負担になるおそれがある
「キャッシュバック」という誘惑に惑わされることなく、乗り換えする際はこれらのことに注意しましょう⚠

特に、乗り換えの手続きを始める前に、現在契約している携帯会社に解約時にかかるお金が総額いくらになるのかしっかり確認しましょう⚠

私はauへの乗り換え手続きを始める前に、ソフトバンクに解約時にかかるお金について確認しなかったのが一番の失敗だなぁと思っています。

なんせ、10,000円しかかからないと思っていたものが35,000円もかかるので😭

これから携帯の乗り換えを検討している方は、これらのことを頭に入れておいてくださいね!

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